社員メッセージ

vitro実験担当 2022年入社

業務内容

抗体創薬の開発候補分子を創製していくステップ、特に多様な改変抗体を作成して評価する分析業務に携わっています。現状方法での分析業務に加えて、最新の実験機器や中外オリジナルのラボオートメーション等を活用した新しい実験フローの検討、PythonやRPA(Robotic Process Automation)等を活用したデータ解析プログラムの開発も担当しています。
中外ライフサイエンスパーク横浜では抗体医薬品の候補となる改変抗体が毎週何百~何千と創られています。中外製薬では最新のAI技術を用いた抗体デザインもしていますが、AIに提案されたもの、研究員がデザインしたもの何れも実際に抗体分子として作成~評価する必要があるためです。このハイスループット創薬実験ニーズに応えていくべく、DX/ITによる業務高度化・効率化の活動も盛んです。中外医科学研究所の強みである創薬実験に関する高い専門性と最新のDXツールを組み合わされば、より早く・より正確に実験を実施していくことで、新薬創出に貢献していけると考えています。

仕事のやりがい・魅力

DX/ITの実験現場での活用は今まさに進行中で、新しいプログラムを着想~起案して実際に作り上げて実験に活用していく全行程を担当できる点に面白さを感じています。中外製薬グループとしてDXに力を入れているため最新のITツールを使う環境や学ぶ環境が整っており、グループ会社である中外医科学研究所でも同様に活用できます。学生のころからITプログラミングにも興味があり多少の経験がありましたが、実際の仕事として実験業務に活用していける環境にやりがいを感じますし、創薬現場にIT技術を導入していく推進役の一人になれればと思っています。
また、新薬を創り出す活動に直接的に貢献できている点にもやりがいを感じます。私は10代の頃から創薬研究に関わる仕事に憧れていました。中外製薬の革新的な創薬技術やアイデアに触れ、ここで患者さんに喜ばれる薬が創っていけるだろうと日々実感しながら業務しています。

RPA=Robotic Process Automationをプログラミングしている様子

職場環境

入社1年目から業務改善やデータ解析ITプログラム作成などを着想~提案することができ、効果的な内容であれば提案が受け入れられ、サポートを受けながらチャレンジさせてくれる職場です。業務や提案で困ったことや自分だけでは解決できないことがあっても、所属チームに限らず同僚や先輩が協力してくれるため、個としてだけでなく組織としてより良いものを創っていける風土があります。また、中外医科学研究所と中外製薬の研究員は居室こそ分かれているものの、中外ライフサイエンスパーク横浜の中で容易にディスカッションできる環境に居て、中外グループ一体となって患者さんへ新薬を届けるため働いています。同じ部署や同期の社員だけでなく、部活動で繋がった中外グループの従業員の方々と、休日に駅伝大会に参加したり、ロードバイクに挑戦したりしています。職場の人間関係が公私共にかけがえのないものになっています。
ITプログラミングやDXスキルを創薬研究に生かせる場で一緒に業務しませんか?

トップに戻る