社員メッセージ

鎌倉 vitro実験担当 2010年入社

業務内容

現在は、疾患の原因と考えられる標的分子と薬の候補である中分子化合物の分子間相互作用を評価しています。具体的には、表面プラズモン共鳴法(Surface Plasmon Resonance:SPR)を用いて実験を行い、得られた結果から結合および解離の速度と結合の強さを求めます。化合物が狙った方向に改善されていく様子に中外製薬の創薬力を間近で感じながら、化合物の改良と評価のサイクルが速やかに回るよう、スピード感を大切にして日々業務を行っています。

仕事のやりがい・魅力

現在の仕事は、新規技術を用いた創薬研究に携われるところが魅力です。「ヒトのためになる薬を創りたい」という私のモチベーションは入社当初から変わらず、有効な薬剤がない疾患において新たな標的に対する薬を創出し患者さんに届けたいという思いで日々仕事に取り組んでいます。
仕事を行う上で必要な最新の情報は文献検索や学会参加を通じて収集しています。文献検索についてはロシュ・グループにおいて利用可能な文献閲覧システムを活用することで、膨大な種類の文献にアクセスすることができます。そのようにして収集した情報から、新規の実験手法を業務に導入することを提案したり、既存の方法を改良することに面白味を感じています。

職場環境

当社の社員は、ヘルスケア産業のトップイノベーターを目指す中外製薬のパートナーとして高い技術力と専門性を求められており、業務を通して実験技術の向上に取り組むことができます。さらに人財育成や英語学習支援を目的とした中外製薬グループ共通の研修制度を利用することができるなど、継続的にチームで成果を創出するための支援体制が整えられています。また、フレックスタイム制度が採用されていて、仕事とライフイベントが両立できる働きやすい環境です。私は休日に趣味のアマチュアオーケストラの活動をしていて、チームビルディング、情報共有、論理的思考など、仕事で学んだノウハウの一部が意外に趣味でも活かされています。オーケストラの活動は仕事の良い気分転換となり、ストレス解消になっています。

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